ゴルフコースで「グリーン」ってあるじゃないですか。カップ(穴)の周りの芝が短く刈り込んだ部分のことです。ゴルフコースってバンカーと池以外は、フェアウェイもラフも林も基本的に緑色なのに、なんであそこだけ「グリーン」って呼ぶんでしょうか?なんなら芝が短く刈ってある分、一番緑色が薄い部分ですよね。
ということで、早速調べてみました。

正式名称は「パッティンググリーン」です。それを略して「グリーン」と呼んでいます。グリーンの中のパターしか使ってはいけないところが「パッティンググリーン」なんですね。
「グリーン」という言葉自体はゴルフコース全体を指すこともあるようで、例えばゴルフ場の使用料を「グリーンフィー」と呼んだりしますよね。

ゴルフと言えば規定よりも少ない打数でカップインした場合に「バーディー(-1打)」「イーグル(-2打)」「アルバトロス(-3打)」と呼びます。これが鳥の名前なのはご存じな方も多いのではないでしょうか?順に「小鳥」「鷲」「アホウドリ」の意味で、遭遇する確率順になっているそうです。

規定打数でカップインすると「パー」、規定打数をオーバーすると「ボギー」と呼びますが、こちらの意味はご存じでしょうか?
「パー」はもともと株取引に使う言葉で、株価に変化がない場合を「パー」と呼んでいたことに由来しています。
一方の「ボギー」ですが幽霊とか悪魔を意味する「Bogey man」から来ているそうです。

そういえば、スポーツ繋がりで、テニスとか卓球とかで0点のことを「ラブ」って言うじゃないですか。「フィフティーン、ラブ」とか。あれって何なんですかね?「0点の人は可哀そうだから、せめて愛してあげなさい」って事でしょうか?こちらも調べてみました。

諸説あるようですが「0」の形が卵に似ているから、卵を意味するフランス語の「l’oeuf(ルフ)」と呼んでいたのが、英国に渡った時に聞き間違えて「ラブ」になったという説が有力だそうです。ちなみに英語では「Love」です。

他にもスポーツでは謎の呼び方などが多数存在します。
意味を分かったうえで使ってみると、ちょっとだけ見方が変わるかも知れませんね。