いつ頃だったか、「毎日体重計に乗るダイエット」が流行しました。記憶されている方もいらっしゃると思います。ダイエットでは、まず知ることが大事。最近の高機能体重計では、筋肉、骨、内臓、そして体脂肪率、かつ内臓脂肪か皮下脂肪かまで数値化してくれます。さらには、体重計自体がIoTで、自動的にウェブ連携し、推移をグラフで確認することもできます。

北九州GX推進コンソーシアムで、地域企業2000社参加を目指している「CO2見える化ツール」。これはまさに、毎日体重計に乗って、排出CO2を見える化、可視化していく取組です。

また、ダイエットに取り組むとしても、筋肉や骨密度が落ちて、体脂肪がそのままでは、健康を阻害し、目的達成にはなりません。
ねらい目がどこか、食事を改善すべきか、運動量を減らすのかなど、取るべき対策を正しくたてないと、効果は望めません。
「CO2見える化ツール」は、GXの第一歩として、現在の事業のCO2排出量を可視化し、取るべき対策を選定するための、データを取るものです。これにより、削減できる箇所はどこか、業界内での現在位置なども見える化することができます。

まず現状を知るところから始めましょう。
GX推進コンソーシアムでは、参加の市内企業様に、「見える化ツール」の無償提供をしています。申込はトップページからどうぞ。