北九州GX推進コンソーシアム会員の日本グリーンLPガス推進協議会が、グリーンLPガス市場調査の一環として勉強会を開催しました。九州経済調査協会に委託して行ったヒヤリング結果から、「グリーンLPガス」の市場での認知度が不足していると考えられたため、需要家企業、エネルギー事業者、業界団体、行政など関係者に集まっていただき、情報共有と2050年カーボンニュートラルに向けた2030~2035年までに解決すべき課題・対策などについて意見交換しました。

まず日本グリーンLPガス推進協議会の三木田氏から「グリーンLPガスについての紹介」、次に市環境局の香月氏から「北九州市の水素地域サプライチェーンの取組」について説明があった後、意見交換を行いました。

グリーンLPガスへの期待が示されるとともに、コストや品質(既存設備で使用可能か)、また炭素集約度(カーボンインテンシティ:CI)などについて質疑応答があり、活発な議論が交わされました。最後に各出席者からの要望を聞いて、推進協議会からは、本日の意見を施策に反映させ、早めに方向性を示したいとの言葉があり会を終了しました。