第3回研究会では、本研究会での研究テーマが総務省消防庁「消防防災科学技術研究推進制度 令和7年度緊急枠研究開発課題」の採択を受けたことを中心に議論がなされました。
 本件申請は、北九州市立大学が代表機関となり河野教授、上江洲教授を中心に、「環境配慮型の石けん消火剤」を最大限に活用した空中消火戦術を提案申請いただき採択されたものです。
 消防庁は今年2月の大船渡市で発生した林野火災を踏まえ、林野火災対策技術の研究開発に乗り出しており、泡消火剤による空中消火戦術が森林火災消火の有効な手段として研究支援することを決めたものです。

 今後も、競争的研究資金を活用して、複合的に研究開発を進めていくとともに、今回の研究開発の成果を、泥炭火災消火に対しても活かしていく予定です。

(参考)
総務省消防庁報道資料

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