北九州市では、浮体式洋上風力発電の拠点構築にむけて、2026年度予算案に調査費を計上したそうです。2025年度に整備されていたのが、着床式。こちらの最新動向の記事でも記載しましたので、熱心な読者様はご存じですよね。

冗談はさておき、浮体式洋上風力発電では、風力発電を風車を設置できる海域が非常に広がります。このところGXは、特にトランプ氏による揺り戻しに晒されていますが、地下資源に乏しい日本にとって、独自の動力源を確保することは、為替変動や戦争などの国際リスクの観点から、GXという視点を離れても大変に重要な事と思います。

ところで、日本という国土について、皆さんどのように捉えられているでしょうか。地震、台風といった災害が多い、居住に適した平地が少なく山林が多い、といったところでしょうか。

区分割合(概数)備考
森林約67%山地や森林部。
農地約12%田、畑、果樹園など。
道路約4%一般道路、高速道路など。
宅地約5%住宅地、商業地、工業用地など。
水面・河川・路約4%湖沼、河川、運河など。
その他(荒野等)約8%採草地、原野など。

以上は、令和3年度の統計データからの引用ですが、あきらかに可住地域、工業用地が少ないという特質を持ちます。
また、国土面積は約38万平方kmで、世界第60位前後。可住地域は、けっして潤沢ではないとは言えそうです。

さて、そんな中、EEZ(排他的経済水域)はどれほどかご存じですか。国土面積の約12倍もの広さがあり、世界で第6位(約447万平方km)とされています。海上風力発電は、この世界で第6位の面積を活用できる可能性を秘めているわけです。(もちろん、送電の問題などがありますが、宇宙から送電する技術が確立されれば、、、と期待をもっています)

クリーンかつ、自立的なエネルギー源が得られれば、まさに一石二鳥ではないでしょうか。単に脱炭素に取り組むだけでなく、いかに優位なポジションをとっていくか、未来のために何かできるといいですね。