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- 2026.9.3
【GXコンソ事務局員のつぶやき】暑すぎる夏を終わらせるWEEK
北九州GX推進コンソーシアムのホームページでは何度かご案内させていただきましたが、本年(2026年)8月1日から9日まで「暑すぎる夏を終わらせるWEEK」というキャンペーンがありました。
毎年のように暑い夏、特に今年は「酷暑日」という言葉が新たに定まるなど、「夏が異常に暑い」という点は多くの方に共有されていると思います。しかし、この暑さの原因は何で、その悪化を防ぐために何をすればいいのかという点については、なかなか多くの方に認識がないのではと思います。特に、気候変動との関係という点ではなかなか認識が薄いのではないでしょうか?
この点、一般社団法人で、気候変動問題に本気で取り組まれている企業グループである「日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)」さんが、昨年2025年に8月8日を「暑すぎる夏を終わらせる日」として日本記念日協会に登録されました。今年はその進化形で、8月1日から9日までが「暑すぎる夏を終わらせるWEEK」と定められています。気候変動を自分ごととして捉え直すきっかけをつくるのが狙いです。北九州GX推進コンソーシアムもこのキャンペーンに参画させていただきました。
8月7日にはJCLPさんが主催されたフラッグシップイベントが東京の渋谷であり、我々コンソーシアム事務局からも参加させていただきました(開催報告はこちら)。科学・農業・スポーツ・気象予報・不動産開発・自治体・小売業・メディアといった多様な分野の第一線で活躍されている方々が登壇され、暑さや気候変動の弊害について語られました。小池東京都知事の登場もありました。興味深かったのが、JCLPに加盟されている大手企業さんからの参加者も多かったのですが、その参加者の方々もそれぞれの企業の内部でカーボンニュートラルやGXの話を社内で聞いてもらうのに大変苦労されているということでした。今回のような集まりが、熱量を持った核となって、自分ごととして気候変動に取り組む動きを強化できればと期待したいです。
フラッグシップイベントの目玉の1つとして、「2050年の天気予報(Ver.2)」の動画公開もありました。こちらは科学的データ・見解に基づいた刺激的な内容となっているので、ぜひご覧いただければと思います。言葉で説明するより、まずは見ていただくのが一番だと思います。
今回の「暑すぎる夏を終わらせるWEEK」では、気候変動を自分ごととするというのが一つのテーマではありましたが、もう1つ、「暑すぎる夏を終わらせるよう『世の中の仕組み』を変えることが大事」という点も重要なキーワードとなりました。気候変動=マイボトルでこまめにがんばります、といったことではなく、「社会システムが変わらない限りこの問題は解決しない。だから、社会システムを変えてほしい」という声をあげることが大事、という意見を多くの方が発言されていました。
毎週のように日本で発生している水害や、最近起きたネパール・中国の山間部での土石流による、これまでは映画の世界でしか見たことがなかったような凄惨な光景など、気候変動・地球温暖化を抜きには原因を非常に考えにくい事象が多く散見されます。さすがにこれはまずい、と感じている方も多いのではないでしょうか?「暑すぎる夏を終わらせるWEEK」のフラッグシップイベントでも紹介がありましたが、日本で起こる極端な気象現象に気候変動がどれくらい影響しているかを科学的に分析する「極端気象アトリビューションセンター(WAC)」が立ち上がっていますし、社会課題と気候変動を同時解決するような動きが東京大学で始まったりしています(詳細はこちら)。我々北九州GX推進コンソーシアムとしても、「ビジネスとして成り立つGXの推進」は常に念頭に置きつつも、「世の中の仕組みを変えるにはどうしたらいいのか」をしっかりと考え、役立つ活動をしていくことができればと思います。
