一般家庭用の蛍光ランプの製造・輸出入が2027年までに段階的に廃止することが決定されています。

2023年11月にスイスのジュネーブで開催された「水銀に関する水俣条約 第5回締約国会議」で決定されました。
廃止になる背景としては、蛍光灯に使用されている水銀による健康や環境への悪影響が懸念されるためです。

出典:環境省「一般照明用の蛍光ランプの製造・輸出入は2027年までに廃止されます」
https://www.env.go.jp/content/000200659.pdf

2027年末までに、たちまち蛍光灯がなくなってしまうわけではありませんが、いずれ必ず手に入らなくなります。その前にLED照明への切り替えを進めておく必要があります。

蛍光灯シーリングライトからLEDシーリングライトへ取り換えると、約50%の省エネになると言われています。脱炭素につながりますし、電気代の削減にも直接つながります。また、光源寿命が長いためランプ交換の手間も省け、交換の回数が減るため廃棄物の削減もできます。

廃止になる直前に、オフィスや作業場のLED化を一気に進めるとなると、まとまった費用が必要になります。これを機に、LED化を計画的に進めてみてはいかがでしょうか?