相談事例
Case Studies
- 2026.3.6
ご相談事例:有限会社 内本開発
相談企業の概要
北九州市に拠点を置く運送会社です。「地域の運送業としてリーダーシップを発揮したい」という強い想いをお持ちで、カーボンニュートラルへの対応を単なるコストではなく、企業の信頼性を高める成長の機会と捉え、脱炭素経営への第一歩を模索されていました。
相談内容
◆当初抱えていた課題
脱炭素経営を進めるにあたり、客観的な評価が得られる国際水準の指標を求めていらっしゃいました 。また、運送業として避けて通れない燃料使用(GHG排出)の現状を正確に把握し、具体的な削減目標を対外的に示す必要性を感じておられました 。
◆支援希望内容
「中小企業版SBT」認証の取得に向けた全面的な申請支援を希望されました 。また、認証取得の前提となるGHG排出量の算定および、取得後の具体的なアクションプランの策定についても支援を求められました 。
コーディネーターによるヒアリング内容と支援の方向性
ヒアリングの結果、同社の「地域をリードする」という方針に基づき、「北九州市内の運送会社として先駆けてSBT認証を取得すること」を最優先のゴールに設定しました 。専門家としては、算定から申請実務、さらに取得後のPRまで一貫した支援が可能な株式会社タンソーマンGXの福元氏を選定し、迅速な認証取得を目指すことといたしました 。
専門家による支援内容
専門家は 株式会社タンソーマンGX 福元 惇二 氏が担当しました 。
■1回目
中小SBT認証取得を明確な目標に据え、課題を整理。申請に必要な燃料・電力データの収集方法をレクチャー。
■2回目
SBT事務局へのアカウント登録を完了。ITツール(タンソチェック)を活用し、2024年度の排出量を算定(約 2,334 t-CO2e)。
■3回目
全拠点の詳細算定を完了。Scope1(燃料使用)が排出の約97%を占める構造を可視化。中小SBTの正式な申請手続きを実行。
■4回目
中小SBT認証の取得完了を確認。
認証取得を「信頼の証」として活用するため、名刺・車両・Webサイトへのロゴ掲載、およびプレスリリースによる外部発信(「市内運送業初」の訴求等)について助言。
専門家 株式会社タンソーマンGX 福元様より
今回のSBT認定が、内本開発様のさらなる採用力の強化や、新たな取引拡大に直結することを心より願っております。
北九州を代表する志の高い企業様と、パートナーとして一つの目標を達成できたことは、私にとっても大きな喜びです。
これからも地域を牽引する存在として、末永いお付き合いをどうぞよろしくお願いいたします。