この冬、最長の寒波が日本に到来していますが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
 いつまでも寒くならない、不安だ、気候変動がやばい、と日ごろは口にしていても、いざ雪が降り積もってしまうと、冬の備えの薄い福岡県・北九州市では、とたんに交通が麻痺してしまい、明日の出勤どうしようと頭を悩ませてしまうところです。
 そんな時はリモートワークも活用していきたいところですが、小売りや運送業、医療、介護など、そうもいかない職種も多々あります。リモートワークできる職業なら、無理せずリモートワークに切り替えて、現場仕事の皆様に交通機関をお譲りしたいところです。

 寒い日が続いておりますが、GXは温めるのではなく冷やすお話。GXで様々な技術の実装化が試みられていますが、脱炭素という方向ではなく、もっと直接的に地球を冷やすという技術開発も世界で進んでいるようです。

 ご紹介する一つ目は、北極の縮小している海氷を再生しようという取組。イギリスのリアルアイスという企業が、生態系への影響調査、自動で海水をくみ上げて氷のうえに散布する水中ドローンの開発などを行っている段階だそうです。地球を覆う氷は、太陽エネルギーを宇宙に反射することで地球を冷却する働きがあるそうです。氷といえばその冷たさで冷やすイメージですが、白い面で光を反射して、熱を吸収しないようにするわけですね。
 余談ですが、自動車でも黒と白とでは、車内の温度にはっきりと差が出ます。同じように、自転車のヘルメットも、黒と白では明らかに黒のほうが熱を吸収して熱くなります。ヘルメットの着用が努力義務化されていますが、お子さんの自転車用ヘルメットを購入される際は、通気性ももちろん、色にも配慮してあげてください。

 さてもう一つは、太陽光を反射するのではなく、遮ろうというもの。アメリカとイスラエルの新興企業が取り組んでいるもので、成層圏に粒子を撒いて太陽光を遮り、温暖化の緩和を試みようというもの。こちらは、ちょっとギョッとしますね。環境影響が懸念されますが、非常に大規模な資金調達をしたというニュースです。

 恐竜が絶滅した理由として、私の小学生のころは、隕石衝突のほか、病気・伝染病説なども同じ程度の濃度で百科事典などには記載されていたものですが、最近は隕石衝突説がかなり有力なようですね。

 大きい隕石が衝突すると、大量の塵 ちり が発生し、それが大気中に漂うことで太陽光線がさえぎられて、地球上が寒冷化し、これに適応できない生き物が死に絶えます。また、太陽光線が地表に届かなくなることで、光合成をする植物が減ってしまいます。植物が激減すると、植物を食べる草食恐竜が死に、今度はそれを食べる肉食恐竜が死に、というように食物連鎖の階段を登るように次々と恐竜が死んでいったと考えられています。
 さらに、現在のインドのデカン高原にあたる場所で、この頃に大規模な噴火活動があったこともわかりました。これによる環境の変化が、恐竜などの絶滅に追い打ちをかけたのではないかと考えられています。(以上、福井県立恐竜博物館HPより)

 バタフライエフェクト、日本では「風が吹けば桶屋が儲かる」という寓話がありますが、より強力な対策は強烈な副作用があるかもしれません。ちょっと不安になりながら、今年もGXに関する話題を提供していこうと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします。