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- 2025.8.13
- GXよもやま話
【GXよもやま話】「年」ってなんですかね?
8月になり今年も毎日暑い日が続いています。
こんな状態でパリ協定の1.5℃目標や2050年カーボンニュートラルが達成できるのかと思ってしまいます。
ところで、2050年の「年」ってなんですかね?
「年月日」の「日」は「お日様」が昇って沈んでまた昇っての周期で1日なので「日」。とってもわかりやすいですね。
同様に「月」も「お月様」が満月からだんだん欠けて新月になってまた満月になる周期で「月」。こちらもとてもわかりやすいです。
で、問題の「年」ですよ。1年は「日」や「月」と同じように考えると、春から夏になり、秋から冬が過ぎて、また春が来ると1年という周期です。
ここに影響する「お年様」の正体は一体何なんでしょう。早速調べてみました。
そもそも「年」の漢字の持つ意味として、穀物が実ることを意味しているそうです。
稲などの実りの周期で1年なんですね。なるほど、納得がいきました。
また、1年が365日なのも、1か月が約30日なのも、古代の人々が一生懸命に天体観測した結果でしょうから納得がいきます。
では「お日様」が1周する1日はなんで「24時間」なんでしょう。「24」ってかなり半端な数字ですよね。
こちらも早速調べてみます。
古代のエジプトでは1日を昼と夜に分けて考えていたそうで、それぞれを12等分したことから来ているそうです。
なぜ「12」というところは、1年は12か月から来ている説や、親指を除く4本の指の関節の数が「12」で数えやすかった、など諸説あるそうです。
昼と夜に分けるところに関しては、太陽があるところと無いところで分けたということでしょう。
結論としては、1年12か月の「12」を一日の分割に採用して、昼と夜それぞれで管理したため「24時間」ということですね。
そういえば、昔の日本で使われていた「子の刻」とか「寅の刻」とかの干支も十二支ですよね。
星占いで使う星座も12星座ですし、ピアノの鍵盤も1オクターブで白鍵が7個、黒鍵が5個で12個あります。1ダースなんていう単位もあります。
これらが天体の動きにすべて関連しているかどうかはわかりませんが、いろいろなものの単位に興味を持ってみたら面白いかもしれませんね。