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GX、what’s that?

最近ニュースなどでよくGXという言葉を耳にします。
しかし、GXについてなんとなく理解しているつもりだけれど今ひとつわからない、という方も多いのではないでしょうか。そもそもGXって何?SDGsと何が違うの?どうせ一過性のバズワードでしょ!などと思っている方へ、GXとは何か、できるだけわかりやすく解説していきます。

GXとは

GXとはグリーントランスフォーメーション(Green Transformation)の略です。
簡単に言うと、地球温暖化に対応した社会変革を実行しながら経済成長を目指しましょう!ということです。

経済産業省のGXリーグでは以下のように定義されています。
『2050年カーボンニュートラルや、2030年の国としての温室効果ガス排出削減目標の達成に向けた取組を経済成長の機会と捉え、排出削減と産業競争力の向上に向けて、経済社会システム全体の変革がGXです。』

要は「温室効果ガス排出削減」と「産業競争力の向上」を同時に実現するための社会変革がGXです。
地球に良い事をしながら、それをチャンスと捉えしっかりお金儲けもしましょうね!ということです。ボランティア活動の話ではなく、ビジネスチャンスの話です。もちろん、地球環境保護が大前提ですが・・・

カーボンニュートラル

近年、温室効果ガスの増加による地球温暖化が進み、台風の巨大化や豪雨による洪水、大雪、酷暑、大寒波など気候変動による自然災害が発生しています。このまま何もしなければ世界の平均気温は、2100年頃には産業革命前と比べて約3~5℃上昇すると予測されています。温暖化が進んでしまうと、海面上昇や干ばつ、食料不足などが懸念されており、温暖化に対する地球環境の保護は人類喫緊の課題となっています。

この課題に対応するべく、日本政府は「2050年カーボンニュートラル」を宣言しました。
カーボンニュートラルとは、社会活動を行った際に大気中に排出するCO2などの温室効果ガスの量と、森林等が大気中から吸収する量が等しくバランスが取れている状態を示します。カーボンニュートラル実現のためには、温室効果ガスの排出量の削減と、吸収作用の保全・強化の両面での対策が必要です。

産業競争力の強化

カーボンニュートラルの実現のため、2023年2月には「GX実現に向けた基本方針」が閣議決定されました。
その中で、今後10年間で150兆円超の巨額の官民投資を実現することが表明されおり、主な投資分野についても提示されています。
詳細な解説は省きますが、キーワードとしては「再生可能エネルギー」「蓄電池」「電化(非化石化)」「省エネ」などにビジネスチャンスがありそうです。

まとめ

繰り返しになりますが、GXは地球温暖化対策と経済成長の同時実現のための社会変革です。重要なのは「社会変革」という所です。社会が変革していけば、おのずと各企業も追随して変革が必要になります。どのみち対応が必要なのであれば、いち早く対応することで、長期的に大きな利益が得られる可能性があるのではないでしょうか。逆に、対応できなければ企業自体が淘汰されてしまうような時代が来るかもしれません。地球環境保全も大事ですが、個々の企業の持続可能性のためにもGXにいち早く取り組んで行きましょう。