突然ですが皆さん「特異日」って知ってますか。

答えは過去の天気の結果として、晴れや雨などの特定の気象状態が極端に高い確率で発生する日の事です。「晴れの特異日」とか「雨の特異日」などがあり、例えば11月3日の文化の日は「晴れの特異日」として知られています。
また、1964年の東京オリンピックの開会式である「10月10日」は東京の晴れの特異日から選ばれたと言われています。

特異日は各地域によって異なりますが、気象庁のホームページには日ごとの「天気の出現率」の情報が掲載されています。北九州市がある福岡の情報を見てみると、11月4日は晴れの出現率が80%など、いくつか特異日と呼んでも良い日があります。あくまで過去の出現率なので根拠があるわけではありませんが、イベントなどを計画する際に、参考にされてみてはいかがでしょう?

ちなみにこの「特異日」、英語で言うと「シンギュラリティ(singularity)」と呼ばれます。
「シンギュラリティ」と言われると、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

おそらく一番有名なのはAI(人工知能)による「技術的特異点」です。
アメリカの未来学者であるレイ・カーツワイル氏が提唱した、AI(人工知能)が技術的な進化が進むことで人間の知能を超える瞬間が訪れる時点のことです。
2045年頃に技術的特異点が訪れるのではと予想されており「2045年問題」とも呼ばれています。

シンギュラリティが到来することにより、社会や生活にどんな変化や影響が発生するのか。
SF映画で描かれるような殺伐としたAIに支配された世界になるのか、はたまた今よりもはるかに便利で暮らしやすい世界になるのか、私たちが「今」をどう積み重ねていくかにかかっているのではないでしょうか。
少なくとも、自我を持ったAIに「人間イラナイ!」と言われないようにしないといけませんね。