少し前から耳にするようになった「エシカル」という言葉ですが、最近では新たに「エシカル就活」という言葉も耳にするようになりました。
この「エシカル就活」について少し掘り下げてみたいと思います。

エシカルとは?

「エシカル(ethical)」とは「倫理的」「道徳的」という意味の英語です。
一般社団法人エシカル協会では「人や地球環境、社会、地域に配慮した考え方や行動」と定義されています。
また消費者庁では「エシカル消費」について「消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うこと」と定義しています。

エシカルとは「社会課題の解決に倫理的に取り組む」ことと言えるでしょう。

エシカル就活とは?

では「エシカル就活」です。

「社会課題の解決に倫理的に取り組む」企業を就職先として選ぶ就職活動のスタイルです。
企業の大きさや安定性だけではなく、社会課題に対する企業の姿勢、理念やビジョン、自分の価値観と合うかどうかが重視されます。
いま「エシカル就活」が増えているのは、SDGsの認知度が向上していることが影響しているとされています。
学生の頃から社会課題の解決に取り組む人たちが増えており、社会人になっても継続的に取り組んでいきたいと考えるようになっているようです。

エシカル就活時代に必要な企業の姿勢

優秀な人材を獲得したい企業は、エシカル就活に備える必要があります。
ただし、人材を獲得したいために「エシカル」な行動をとるのでは、意識の高い就活生に本質を見抜かれてしまい、結果的に避けられてしまうことになりかねません。
また、せっかく獲得できた人材も「思っていたのと違う」と、就職後にすぐ離職してしまうようなことも考えられます。

社会課題の解決に向けて会社の理念やビジョンを明確にして本気で取り組むことが必要です。
いわゆる「非財務」の情報である取り組み内容についても積極的に開示していく必要があります。
そのことが、人材の確保だけではなく、投資家や金融機関などからも信頼を得る動きに繋がります。
また、社会課題の解決に貢献することで、社会からも信頼を得ることができる上、よりよい世の中の実現に繋がれば素晴らしいことではないでしょうか。

社会課題の解決は様々な種類があります。
その中の一つとして気候変動やカーボンニュートラルがあります。
カーボンニュートラルと経済成長の同時実現を目指すのがGXです。
エシカル就活への対策の一つとしても、ぜひGXに取り組んでみませんか。