「GX」が「Green Transformation」の略であることは、皆さんご存知だと思います。
同じようなアルファベットの略語が、日々生まれている状況で、何が何だか良く分からない状況になっています。
このアルファベットの略語、普段から普通に使っているものについても、意外と何の略か知らないものが多いです。

その代表格が「OK」です。
皆さん普段からガンガン使ってますよね。
それではOKは何の略が知ってますか?

答えは「All Correct」です。「全て正解」ってことですね。
「それならACじゃないか!」と言いたいところですが、意図的にスペルミスをしたジョークだそうです。
「オールOK!」なんて言う場合は「All All Correct!」になり、頭痛が痛い的な感じになりますね。
ちなみに、OKの対義語になる「NG」。こちらは「No Good」の略ですが、日本でしか通じないそうです。
略しなければ普通に通じるので、海外ではかっこよく「No Good!」と言いましょう。

次は紀元前/紀元後の「BC/AD」の特に「AD」です。
紀元前のBCについては「Before Christ」「キリストの生まれる前」だという事は、ご存じの方も多いかもしれません。
だったら紀元後は「After Christ」で「AC」じゃないのか!と思ったら「AD」なんですよね。
では「AD」は何の略か?

答えは「Anno Domini」というラテン語で「主の年に」という意味だそうです。
紀元前は英語なのに、紀元後はなぜかラテン語だったんですね。

最後は午前と午後の「AM」と「PM」です。
「明日のミーティングはAM10時からでお願いします」とかちょくちょく使ってますが、何の略かわかってますか?
そういえば「am/pm」っていう名前のコンビニも昔ありましたね。

答えは「AM」が「Ante Meridiem」の略で、「PM」が「Post Meridiem」の略です。
これまたラテン語で「Meridiem」が「正午」で「Ante」が前、「Post」が後という意味になります。
今度「ミーティングはAM10時から」と言われたら「了解!Ante Meridiemの10時ね」と言って、相手をキョトンとさせてやりましょう。
しかし、まったく縁がない言葉だと思っていたラテン語が、結構身近な存在だったとは、おそるべしラテン語です。

他にも何の略が知らないまま使っている謎略語がたくさんあります。
調べてみると面白い発見があるかもしれませんよ。