2015年のパリ協定で、世界の平均気温上昇を産業革命前の水準から2度未満に抑え、1.5度に近づける努力をすることが目標とされました。平均気温の上昇を1.5℃以下で達成するためには、2030年までにCO2排出を約45%削減し、2050年までに実質ゼロにする必要があると指摘されています。

2024年現在、平均気温はどれだけ上昇しているのでしょうか。BBCニュースでは、1.5℃を超えると報じられています。カーボンバジェットでいえば、負債超過(?)でしょうか。ここから取り戻すためには、GXへの理解を深め、一つでも取組を始めることが必要です。

このほど、GX推進コンソーシアムのボードメンバーである公益財団法人地球環境戦略機関(IGES)から、「1.5℃ロードマップ 脱炭素でチャンスをつかむ。未来をつくる。」のウェブサイトが公開されました。
https://1p5roadmap.iges.jp/?_ga=2.132647307.480462821.1712561753-1946388342.1712561752

これからどのような変化が起こり、そこにはどのようなチャンスがあるのかがわかりやすくまとめられています。サイトからは全17ページの資料を無料でダウンロードできます。

多忙なビジネスマン、経営者の皆様にとって、概略を掴む格好のサイトとなっています。本HPでも、「GXを学ぶ」コーナーを開設していますので、こちらとあわせてどうぞ参考にしてください。