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- 2025.2.12
- GXよもやま話
【GXよもやま話】豆ってなに?
2月に入り寒波の襲来により、連日寒い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
2月といえばもうすぐバレンタインデー。
今年は干ばつや大雨などによる影響で、カカオが記録的な不作ということで、カカオ豆の価格が2倍~3倍に上昇しているそうです。
コーヒー豆も採れなくなる2050年問題なんてのも言われていますし、いたるところに気候変動の影響が出始めています。
ところで、カカオ豆、コーヒー豆と言っている「豆」、節分では鬼にぶつける「豆」ですが、厳密には「豆」って何でしょうか?
例えばサクランボや梅干しの「種」のことは「豆」とは言いませんよね。
早速調べてみました。
『一般的に「豆」とは、植物分類学上、マメ科に属する植物の種子』を指すそうです。
カカオは「アオギリ科」、コーヒーは「アカネ科」なので、豆ではないです。
厳密には本来は「カカオの種」「コーヒーの種」と呼ぶべきなんですね。
じゃあ本来の「豆」は何かというと、大豆やエンドウ豆、あずき、落花生などがあげられます。
大豆やエンドウ豆は成長過程によって出世魚みたいに呼び名が変わるのは、割と知られているかと思います。
大豆は若いさやのものを「枝豆」、成熟したものが「大豆」となりますが、大豆の加工先は豆腐や味噌、醤油など多岐にわたります。
ちなみに大豆の若い苗は「もやし」です。
エンドウ豆は「さやえんどう」「グリーンピース」「エンドウ豆」となります。
エンドウ豆の若い苗は「豆苗」です。最近はスーパー等でよく見かけますよね。
あずきといえば「あんこ」ですが、Greenのあんこに「ウグイス餡」と「ずんだ餡」があります。
「ウグイス餡」はエンドウ豆、「ずんだ餡」は大豆からできているという違いがあります。
ちなみに「ずんだ」ですが、豆を打って潰すという意味の「豆打(づだ)」が訛ったのが語源で、正式には「づんだ」みたいです。
あんこの入っているものといえば、「回転焼き」「大判焼き」「今川焼」「御座候」などなど色んな呼び名で呼ばれているお饅頭がありますよね。
北九州方面では「蜂楽饅頭」でしょうか。
その中に入っている「あんこ」ですが、あずきのあんと白あんの2つが一般的ですよね。
このあずきあんの呼び方も地方によって違いがあり、九州方面では「黒あん」、関西方面では「赤あん」と呼びます。
あいまいさを回避する「あずきあん」なんて呼び方もあるみたいです。
色んな地方の方に聞いてみると、もっとバリエーションもあったりして盛り上がれるかもしれませんね。