スポーツチームなどに所属する若い選手が、自分たちのチームのスポンサー企業などを訪問し、事業内容やGXへの取り組み状況などを取材する「Youth Journalist」企画の第一弾です。
今回はロードバイクチーム「北九州Duckbills」の選手たちが、光和精鉱株式会社様を訪問しました。

光和精鉱株式会社を知っていますか?

今回の記事を書いているのはteam ECHO候補生の今留淳希です!
北九州Duckbillsのメインスポンサーをしていただいている「光和精鉱株式会社」様の会社見学に行かせてもらいました!!

皆さんは光和精鉱株式会社を知っていますか?このあと光和精鉱について深堀していこうと考えているのでここではざっくりと会社の説明をします。

光和精鉱は産業廃棄物処理をしている会社です。
産業廃棄物とはなんぞや!一般廃棄物とは違うんか?っと思ったそこのあなた!!産業廃棄物とは事業活動の中で発生する廃棄物のうち、20種類のものをいいます。産業廃棄物が発生した場合、原則企業自ら廃棄物を処理しなければいけません。ですが、例外として産業廃棄物処理業者へ委託することが可能です。そこで光和精鉱の強みは!

1.技術力:独自の「塩化揮発法」
2.安定性:あらゆる取引先がある
3.将来性:SDGs普及によるビジネスチャンス創造

また光和精鉱では産業廃棄物の20種類中18種処理することが可能で国内トップレベルです!また、光和精鉱は日本製鉄とDOWAホールディングスの傘下であるDOWAエコシステムが共同で保有している会社です。

今回の会社見学では光和精鉱について紹介してもらい、工場見学までさせていただきました!また、GX(グリーントランスフォーメーション)の取り組みについて質問させていただきました。

LET’S 工場見学!!

最初は見学の流れや会社について説明してもらいました。ここで光和精鉱では低濃度PCBの処理をしていることや塩化揮発法、セメント鉄源、高炉用ペレットを作っていることを知りました。

上のようなものを作ったりしているとわかりました。こんな画像をみるともっと工場が見たくなるっということで!! LET’S 工場見学!!

まず最初に行かせてもらったところは計器室です。計器室は工場の運転をモニターなどで確認してたり、現場の方と無線でやり取りし現場の状況に応じて工場を操作するところです。工場のなかではとても重要なところですね

次は現場を見ていきまっしょう!!
監督(宮本さん)に工場の案内をしてもらいました。いつもの宮本さんと違う一面を見ることができ楽しかったです笑。また、チームのみんなも初めて見る工場に興味深々でした。

次は低濃度PCBを処理しているところに行かせてもらいました。この低濃度PCBが使用された代表的な電気機器には、トランス(変圧器)やコンデンサー、照明器具の安定器があります。 PCBが含まれているトランスやコンデンサーは、古い工場やビルなどで使用されており、安定器は古い工場やビルの蛍光灯などに使用されていました。ここで電気機器から低濃度PCBを取り出して処理をしています。

次はペレットを作るところを見ました。今回見学に行った時はタイミングが悪く機会が動いているところを見ることはできませんでしたが、とても大きな機械でした!大きなお皿みたいなのが回ってペレットができるそうです。

産廃物を混練する混練建屋です。見学にいったときは機械が動いていてとてもかっこよかったです!

最後には光和精鉱の社員さんとのグループディスカッションをしました。グループディスカッションでは光和精鉱について質問したりロードバイクについて話したりしました!

GXへの取り組み

また、GXの取り組みについて質問させていただきました。

光和精鉱では地球環境保全を経営の重要課題と考え、廃棄物を適正かつ安全に処理し、資源として有効利用を図り、資源循環型社会の発展に貢献しています。

〇具体的取組み
・光和精鉱の技術である「塩化揮発法」により燃え殻の埋め立てをせず、100%リサイクルを実現するとともに、製鉄ダスト(鉄鉱石等から発生する塵のようなもの。利用が困難)をリサイクルして製鉄用ペレットを製造しており、サーキュラーエコノミーに貢献しています。
・リサイクルによる製鉄原料の製造や、亜鉛、銅の回収により、省資源、省CO2にも貢献しています。

リサイクルし、ペレットを作ることによって環境貢献しているとわかりました。このような取り組みが広がることで、経済活動と環境保全の両立が現実し、持続可能な社会への移行が加速すると感じました。

まとめ

今回は会社見学をさせていただきありがとうございました。初めての会社見学ということもありとても楽しかったです!
今後ともチームのサポートを宜しく御願い致します。
本当にありがとうございました。